小蔦美奈子(コツタミナコ)です。
あなたは、人と関わるのは苦手ですか?
かつての私も人間嫌いでした。
高校を卒業して
1人青森県から上京して
洋服を作るパタンナーの勉強をしていたのですが、
志半ばで全く洋服を作るという意欲がなくなり、
挙げ句の果てには中退してしまいました。
実家には帰らず、
一人暮らしをしていたのですが、
人と会うのがだんだん億劫になり、
誰も自分のことをわかってくれないと殻にとじこもるようになり
そのうち誰からも声をかけられることもなくなりました。
1人が一番いいと思っていました。
このままいなくなってもいいとさえ思っていました。
人間はいずれ1人で死んでゆくのだから、
だったらずっとひとりでもいいのではないかとも。

けれども、よく考えてみてください。
たとえ周りに人間がいなくなっても
すぐそばに人間はいるのです。
そう、わたし自身が人間なのです。
人間嫌い=わたしという人間が嫌い
ということになるのです。
とうとう1人になったわたしがいつも考えていたことは
悔しかった
寂しかった
苦しかった
誰かに助けて欲しかった
自分の本当の気持ちにどこまでも逃げていた私は
そんな気持ちが頭の中をぐるぐる回って、
鎖がどんどん絡まってきて、
身動きが取れなくなりました。
これ以上下がないと思うくらいのドン底を味わいました。
そんな折、
音信不通の私を心配した父からの電話が私の命を救ってくれました。
それはまるで
冷たい氷に暖かい光があたって、
少しずつ、氷が溶けていく感覚でした。

そしていま、30年後の私は人間が大好きです!
それは、私自身のことが大好きだから!
あなたはあなた自身が好きですか?
あなたはできなくてもいいのです
あなたは認められなくてもいいのです
あなたは好かれなくてもいいのです
あなたは失敗してもいいのです
そのままで、
そのままのあなたでいいのです
あなたの全てを認めて、
受け入れて、
愛してあげると…

心が満たされて周りの人にも笑顔のおすそ分けができるんです。
人間嫌い。
卒業しませんか?