小蔦美奈子(コツタミナコ)です。

先日、父と昼食時に横浜高島屋のレストランでお寿司を食べようと、向かい合わ
せの2人席に座り、父は外食時は決まってなんでもいいいから好きなものを選び
なさいと言うので、回転寿司が常の私はこの時とばかりに食べたいメニューを
次々と選んで待っている時のこと。
隣の席の男女1組が注文されたお寿司を食べ始めているのを見て父が言いまし
た。
「隣はここの一番安いランチを食べているね」
と手元のメニューを指差して談笑していました。
あなたがもし私だったら、なにを思いますか?そして父に何を言いますか?
私は、隣の席の人たちに聞こえないかドキドキしました。
私がもし父のようなことを言われたとしたら、怒るかもしれませんから。
私はとっさに、
「きっと好きなものを食べているんだからいいんじゃないの?」
と、言いながら、なんでこれから私たちがお寿司を食べる時に父はこんなことを
言うんだろうと少し悲しくなりました。
私はドキドキしながら隣の席の顔色を見ていると、
とても楽しそうに、お互いニコニコしながらお寿司を食べていました。
私はホッとしたのと同時に、きっと父との会話はまた、父のネガティブな話を聞
きながら高価なお寿司を食べるんだろうな。お寿司にそれぞれ値段は付いている
けれど、何を食べるかはその人の自由なんだから、たとえ安くても美味しく楽し
く食べられたらいいのではないのかな?と思いました。
定年退職後、ひとりで退職金と年金で悠々自適に暮らしている父。会うたびに、
この帽子は○万円したんだぞ。
この毛布はいくらしたと思う?
このテレビは50型なんだ。
この評論家は評論しているだけでお金もらえるんだな。と評論家を評論したり。
生活消耗品はそのお店の一番高いものを選んでいると言う。

そんな父を見ていると、なぜだろう、少しも幸せそうに見えない。
あなたがもし、1億円の宝くじが当たったら、何に使いますか?
今の世の中はお金がないと生きていけませんよね。
自分で働いて得たお金でも、宝くじで当たったお金でも、そのお金の使い方や言
動でその人の本性が現れるんですね。
いざという時に貯めたお金は、必ずいざという時が来ます。
節約ばかりに気を取られていると、豊かな心も節約し始めます。
ストレス発散に使っている飲み代や趣味のお金は、ストレスを貯めるような仕事や家事をし始めます。
あなたが幸せな気持ちでいると、お金も喜んであなたの所にやってきます。
その方法はとても簡単です。
それは…
お金に感謝することです!

こんなに素敵なケーキを食べさせてくれてありがとう!
いつも美味しいご飯を食べさせてくれてありがとう!
新しい洋服が買うことができました。ありがとう!
税金を納めることで、世の中に貢献できています。ありがとう!
いつもありがとう!

どうですか?とても簡単ですよね。
これからは、お金を使うときはお金に感謝という気持ちを添えてから使ってみませんか?