
うつ病心理カウンセラー
小蔦美奈子(こつたみなこ)です。
今朝、いつも通り
ウォーキングをしていた時のこと…
突然もう1人の自分が
「今日はこの辺でいいかな?」と
目標にしていた時間ではないのに
やめようとしていました。
その時ふっと、
ネガティブな感情に気がついた私は、
もし今ウォーキングをやめていたとしたら、
その思考は、
甘えからなのか、許すことなのかと
考えていました。
うつ病や、うつ病の傾向があるあなたは、
どのように思いますか?
・目標まで頑張らないと許せない
・ときには甘えも必要
・気が緩んでいるのは甘ているから
それは全て、あなたが今考えている
『観念』なのです。
例えてみましょう
あなたは週末、
パートナーと食べる
夕食の支度をしていたとします。
すると、足りない調味料がないことに
気がつきました。
そのときに、外出先からパートナーが
これから帰ると連絡がありました。
そのときあなたは、
足りない調味料を買ってきて
もらうように頼みました。
その時の思考は、
パートナーに自分の買い物を頼んだことは
甘えでしょうか?
それとも、手が離せなくて
買い物が間に合わないことへの許しでしょうか?
しばらくして、パートナーが、
自分が頼んだ買い物を
すっかり忘れてしまいました。
買ってきたのはパートナーが飲む
お酒と雑誌だけでした。

その時あなたは、
どう思うでしょうか?
・自分の買い物を頼んだ私が悪い
・忘れた相手が悪い
・そんな時もある

けれども肝心な調味料がないと、
料理が出来上がりません。
困ったあなたは、
・これから自分が買い物に行こう
ついでにあれも買い足しておこう
・相手が悪いのだから、
買ってきてもらおう
・一緒に買い物に行こう
たまには一緒に散歩もいいかな
そのあとの料理と
パートナーの関係はどうなったでしょうか?
・料理は中断になったけど
明日の買い物もできたからラッキー
・もうパートナーに頼むのは
やめようかな
・途中の料理は明日にして、
今日は外食でもいいかな
このように『観念』があることで
互いの関係が良い関係になることも
悪い関係になることもあり得るのです。
このことを、
『観念の法則』というのです。
出来事(調味料の買い物をパートナーが忘れた)
↓
感情(悲しい、怒り、まあいっか)
↓
思考(相手が悪い、頼んだ自分が悪い、一緒に買いに行こう)
↓
行動(イライラして料理する、一緒に散歩しながら買い物)
↓
結果(料理が味気なくなる、2人で散歩が新鮮で楽しい)
↓
観念の強化(パートナーは頼りない、やっぱり2人は楽しい)
『観念の法則』は
あなたの観念によって、
幸せにも、不幸せにもしてしまうのです。
観念は、人生を創る、大切なエッセンスなのです。
私は今朝、
ウォーキングを途中でやめようとしていました。
この時の私の『観念の法則』は、
出来事(ウォーキングをやめる)
↓
感情(なんか虚しい、早く帰って学習もしたい)
↓
思考(30分の方が気持ちがいいから歩こう、
↓ 学習もはかどることも知っているから)
行動(30分のウォーキングをした)
↓
結果(気持ちのいいウォーキング、
↓ 学びも楽しくできた)
観念の強化(やはりウォーキングは最高)
だったのです。
今日は、あなたの周りに起こる出来事が
甘えなのか許しなのかを考えて
そこから自分にどんな「観念」があるのか
観念の冒険をしてみませんか?
もう一度、言いますね。
「観念」が、
あなたの人生を創っているのですよ。
