
うつ病心理カウンセラー
小蔦美奈子(こつたみなこ)です。
今朝の、朝日です。

空に、穴が空いて見えませんか?
その向こうに、
何か熱い、無限に広がる真っ白な世界が
広がっているような…
その向こう側に行くと、
今の悩みや苦しみも、
全ては、自分の思い込みだと、
今は、喜びに満ちているということを
感じずにはいられません。
…とつい、想像をしてしまいました。
いつもの光景なのに、
けれどもそれは地球と太陽の
微妙な距離を保つことが奇跡のような、
太陽の眩しさに圧倒されてしまいました。
実は太陽は本当はないのかな?
もしかしたら、
ひまわりのように
たくさんあるのかな?

などと考えていたら、
「今年の地球へは君に行ってもらおうか」
などと、月の命令できた太陽に
照らされているような気になって
ワクワクしていました。
うつ病や、うつ病の傾向があるあなたは、
『コンフォートゾーン』という言葉を
耳にしたことはありますか?
『コンフォートゾーン』とは
居心地のいい場所、
安心できる場所と言います。
人生で例えると、
・お金が欲しいけれど、お金がない現実
・痩せたいけれど、痩せない現実
・結婚したいけれど、結婚できない現実
・病気を治したいけれど、治らない現実
人間関係で例えると、
・浮気ばかりされるパートナーと縁を切りたいけれど
なかなか切れない
・友人が欲しいけれど、なかなかできない
・親から独立したいけれど、離れられない
こんなに苦しいのに、
どうしても抜け出せない。
変わりたい自分がいるのに
なかなか変われない…
うつ病や、うつ病の傾向があるあなたは、
どれか1つでも当てはまりましたでしょうか?
例えてみましょう。
どうしてもパートナーの浮気を
やめさせられない。
けれどもパートナーのことは好きで
もし別れたりしたら自分は孤独になる。
また、浮気をしないパートナーに
戻ってくれるかも…
今までの楽しかった思い出も
たくさんあるし…
喧嘩もするけれど
やっぱりパートナーといる
自分が一番好きでいられる…
けれども浮気されるのは悲しいし
辛い…そして許せない。
自分に魅力がないのが原因かな?
やっぱりもう少し
このままでいいかな…
などと堂々巡りが始まるのです。
そしてまた、浮気をされても
どうしても抜け出せない
『コンフォートゾーン』に落ち着くのです。
それで、幸せになれるのでしょうか?
周りからどんなに別れるように言われても、
パートナーとの関係を断つことができないのは、
あなたが、その関係を望んでいるのです。
パートナーが浮気をするという
コンフォートゾーンを選んでいるのです。
この、コンフォートソーンから抜け出せないと
また、同じように
浮気をされるパートナーと付き合うことになるでしょう。

もし、今のあなたが
変わりたいのに変われないのだとしたら
浮気を繰り返される人と同じ
『コンフォートゾーン』の中にいるのかもしれません。
そしてこの、
コンフォートゾーンから抜け出すのには、
未知の領域なので、なかなか踏み出せない人が
ほとんどなのです。
そして抜け出せないまま
一生を終える人も少なくないのです。
コンフォートゾーンにいる
苦しくて、悲しくて、辛い思いを
自ら縛り付けて
動けなくなっているのです。

そしてもし、今のあなたが
『コンフォートゾーン』から抜け出したいと思うのでしたら、
方法はあります。
それは、
『コンフォートゾーン』から抜け出せた時の
新しい自分を想像してみるのです。

そして、『今を生きるのです』
先ほどの例ですと、
パートナーが浮気をしたのは
過去の不安や悲しみですよね。
そしてこれからも浮気をされるのかと
未来に心配や失望をするでしょう。
過去や未来に思考が流されて、
今に生きていないことになるのです。
今に生きるということは、
『今の呼吸を意識する。
そして、感じることなのです』
その、今の呼吸を感じて
コンフォートゾーンから抜け出せた
新しい自分を想像してみるのです。
そしてまた、今の呼吸を感じて
今を生きるのです。

『コンフォートゾーン』から抜け出すのには
少し時間がかかりますが、必ずできます。
なぜなら、私が以前
『不登校の息子がいる私は
悲しくて辛くて絶望しかない』
コンフォートゾーンから抜け出すことで、

『息子のありのままを受け入れて
まずは、自分の幸せを掴むことから本当の
自分の人生が始まる』ところまで来れたからです。
私は、苦しくて辛いコンフォートゾーンに
引きこもっていることをやめて、
未知なる領域に飛び込んだのです。

そして、自分が幸せになれないと
他者も幸せにすることはできないということを
身をもって知ったのです。
うつ病やうつ病の傾向があるあなたも
『コンフォートゾーン』から抜け出して、
本当の、新しい自分になることはできますよ。
さあ、今に呼吸を意識して、
一歩、踏み出してみませんか?
それはまるで、
今朝の太陽の中に穴が空いていて、
その先にある、未知なる領域に飛び込むような…
その先にあなたは、
何が見えますか?
