
小蔦美奈子(こつたみなこ)です。
今日は日曜日ですね。
週末はいつもより遅めの
ウォーキングへ出かけました。
公園の駐車場は
すでに半分ほど停めてあり
いつもの週末より
人々が集まっているようでした。
公園の中の
遊歩道を歩いていると、
自転車に乗った1人の男の子が
おぼつかないながらも
一生懸命に漕いでいました。

男の子の前には、
おばあちゃんが手招きをして
孫を挟んで後ろにはおじいちゃんがいました。
時折おじいちゃんが
「ばあばの後をちゃんと見て、
よそ見をしないでまっすぐ漕ぐんだよ」
と話しかけていました。
うつ病や、うつ病の傾向があるあなたは
この光景を見てどのように思うでしょうか?
A:きっと、男の子の両親は仕事でいないんだろうな
なんだかかわいそう
B:元気な祖父母と一緒に遊ぶことができるなんて
楽しそうだな
あなたは、AとBでは
どちらの思いに近いでしょうか?
もしあなたが、Aを選んでいたとしたら、
あなたの両親は仕事でいないことが多く
寂しい思いをしたのではないのでしょうか?
Bを選んだあなたは、
祖父母と遊んだことが懐かしく
楽しかったという思いがあったのではないのでしょうか?
出来事は同じなのに
なぜ、AとB違う思いがあるのでしょうか?
それは、
あなたが知らないうちに
植えつけられた『観念』が
あなたの感情に働きかけているのです。
『観念』とは
人それぞれの価値観や思い込みの
ことを言います。
『観念』は人生を彩る
スケッチブックのようなものなのです。

あなたが、悲しいと思えば
悲しい出来事の絵になり、
あなたが、苦しいと思えば
苦しい出来事の絵になり
あなたが、楽しいと思えば
楽しい出来事の絵になり
あなたが、嬉しいと思えば
嬉しい出来事の絵になるのです。
もしあなたが、
自分の『観念』があなたを幸せにしているのでしたら
その『観念』を大切にしてくださいね。
けれども、
あなたを苦しめている『観念』があるのでしたら
その『観念』が必要でなければ
変えることもできるのですよ。
なぜなら、
『観念』はあなたが描いた
スケッチブックなのですから。
あなたが描いた苦しい『観念』を
楽しい、嬉しい観念にすることも
できるのですよ。

あなたの好きな色で、
好きな絵を描くことが
あなたの人生なのですよ。
今日は、日差しをたっぷりと
公園の緑をたっぷりと浴びながら
あなたの『観念』にピッタリ合った
風景を探しに行きませんか?
