小蔦美奈子(こつたみなこ)です。
先日、川沿いの遊歩道を歩いているとき
ススキに群がっている雀を見つけました。
雀の学校です。
1本のススキに雀が何羽も止まっていたので
ススキが釣竿のようにゆらゆらとしなっていました。
雀が多すぎても折れてしまうし
少なすぎてもしならない…

ゆらゆらとブランコのように揺られている姿は
とても楽しそうでいて
仲間とのバランスが取れていて素敵だな
自然の営みのバランスは
素晴らしいな。と思いました。
うつ病やうつ病の傾向があるあなたは
「バランス」を考えたことがありますか?

・こころと身体のバランス
・自分と他者のバランス
・私生活と仕事のバランス
・仕事とお金のバランス
・過去と未来のバランス
そのどれもが、
バランスが大切なことを
あなたは知っているのではないでしょうか?
仕事にばかり熱中していると
家庭がおろそかになり、パートナーとの関係や食事の
バランスを崩します。
他者ばかり大切にしていると
自分のことがおろそかになり、
何が楽しかったのかわからなくなります。
お金にばかり執着していると
こころのバランスが崩れ
人間関係にわだかまりができ始めます。
過去ばかり振り返って後悔していると
未来も不安でいっぱいになり
生きている意味がわからなくなります。
バランスが崩れていくと
少しずつ、どこかしこに不調が出てきて
気がついたときには
とても苦しく、辛い状況になっていることもありますよね。

そして、バランスを取り戻そうとするのですが
どこが居心地のいい場所なのか
わからなくなる時があります。
実は、バランスが崩れてしまったとき
その時が、チャンスなのです。
なぜなら、今のままでいると
もっと状況が悪くなりますよという
自分へのサインなんです。
そんなときは、
一度、立ち止まることが必要になります。
立ち止まる、とは
身動きが取れなくて立ち止まっていることではないのです。
立ち止まる、それは…
時間を「止める」のです。
時間を止める方法なんて
神様ではないのだからできないのでは?
と思いますよね。
時間を止める方法はあります。
それは
『いま』を生きることなのです。
『いま』は悪いことは起きていません
『いま』は良いことも起きていません
『いま』こころも身体もあなたのものです。
人間は『いま』にしか生きられないのです。

『いま』に生きていると
感謝の気持ちが沸き起こってきます。
『いま』に生きていると
身体の五感に耳を傾けるようになります。
『いま』に生きていると
自然に、気持ちのいい場所を見つけられるのです。
それが『いま』なのです。
うつ病やうつ病の傾向があるなたの
『いま』は何も起こっていませんね。
時間を追うこともしない
時間に追われることもしない
『いま』を生きるのです。
いまを生きること、それは
『呼吸』に意識をすること。それだけです。
浅い呼吸をすると、
心臓が早くなり、ドキドキしますよね。
深い呼吸をすると
心臓がゆっくりとなり、リラックスしますよね。
うつ病やうつ病の傾向があるあなたは
どんな気分になりたいですか?
なりたい気分に『呼吸』を合わせてみてくださいね。
できれば深呼吸をして
こころも身体も、
リラックスすることをお勧めします。
そうすれば、自分の心地いい
人生のバランスが取れてきますよ。

居心地のいい場所、
それは案外、いまあなたが
いる場所なのかもしれませんよ。