小蔦美奈子(こつたみなこ)です。
今週末は台風が来る予報でしたので
お仕事帰りの金曜日に
前もって一週間分の食料品の買いだめをしていました。
週末は、台風で出かけられないのだから
家にこもって読みたかった
本の続きを読もうと楽しみにしていました。
今朝、空を見上げると
お日様が顔を出し始めました。
予想外の、台風一過のきざしですね。

雲を燃え上がらせるような太陽の
熱を少し感じながら
布団を干しました。
午後は予定変更で
近くの公園で森林浴をしながら
本を読むことにします。
うつ病やうつ病の傾向があるあなたは
「予想外」と聞くとどんな場面を想像しますか?
思ったより良い出来事でしょうか?
それとも、思ったより悪い出来事でしょうか?
どんな出来事でも
その人の見方によって良くも悪くも
見えてしまうものなのです。
私の例をあげてみますね。
私は、台風が来ることを警戒して
前もって買い物をしていました。
けれども思ったより台風の影響がなく
週末は穏やかに過ごすことができました。
このことを、良い出来事と捉えれば
台風の影響がなくてよかった。
念の為、会社帰りに足を伸ばして買い物をしていたから
週末は買い物の時間を有意義な時間にあてられる。
猫も日向ぼっこできて気持ち良さそう。

また、悪い出来事と捉えれば
台風の影響がなかったなら
わざわざ会社帰りに買い物しに行かなくても良かった。
くたびれ儲けだわ。
昨日の洗濯も部屋干しで済ませなくても
晴れるのなら、ベランダで干したかった。
あなたはどちらに当てはまりますか?
もちろん色々な場面によっては
良いか悪いかはその出来事によって違いますよね。
それはなぜだかわかりますか?
それは過去の経験によって
そのときの感情が記憶と一緒に蘇って、
勝手に、良い出来事か悪い出来事かを
判断してしまうのです。
うつ病やうつ病の傾向があるあなたは
どちらの方がストレスが少ないと思いますか?
もちろん良い出来事だと思う方ですよね。
一度むきだしてしまった感情は
なかったことにできませんよね。
それではどうしたら良いのでしょうか?
それは、
悪い出来事だと思った感情に気づくことです。
人は無意識に過去の経験によって
感情をむき出してしまうのです。
けれども、その時に気づくことで
その感情を認めることが大切になります。
そして悪い出来事だと思っていた感情が
必要ないのであれば、
その感情を握り捨てるのです。

そして、悪い出来事だと思っていた感情に
「ほんとうに?悪いと思ったの?
良いこともあったのではないですか?」
と、良い出来事だと思う感情をむき出してみるのです。
すると、少しづつではありますが
ネガティブ思考がポジテイブ思考になっていくのですよ。
そうすれば、これから予想外の出来事があったとしても
柔軟に対応できるのです。
どうしても悪い感情から離れられないと思った時は
公園などの自然に触れてみてくださいね。
一日5分でも、自然の中に身を置くことで
リラックスすることができるのですよ。
ガーデニングでも良いでしょう。
自転車に乗るのも良いでしょう。
自然に身を置くとなぜだか素直になれますよね。

いつの間にか、空を仰ぎながら
思いっきり新鮮な空気を吸い込んでいる
あなたがいるかもしれませんね。
私はこれから、近くの公園で
自然と触れあいながら本を読みに行きますね。