小蔦美奈子(こつたみなこ)です。
台風10号が近づいていますね。
私の住む神奈川は、昼下がりに
晴れ間の向こうに薄暗い雲が近づいてきて
大粒の雷雨になりました。
それもつかの間、
まもなく雨が上がり、セミが一斉に鳴き始めていました。
台風は用心に越したことはないのですが
準備をしていれば大丈夫です。
あなたは、気象病という言葉を聞いたことがありますか?
ピンと来ない方は、
雨が降りそうな時に「古傷がうずく」
と聞いたことはないでしょうか?
気圧の変化とともに天気が変わる時
身体の不調が起こることがあるのです。
中でも、天気が悪くなるときに
頭痛やめまい、ひどい時は鬱に近い状態になることも
あるというのです。

はるか遠い地域での台風でさえも
ソワソワしたり、気分が落ち込んだりするので
そんな時は大事な決断をすることはなるべく控えて
気分を落ち着かせて安らぐことをおすすめします。
あなたは、「直観力」を持っていますか?
「直感」と似ているようですが、
直感は五感を感じ取ることで、雨が降ってきて冷たいとか
太陽が眩しい、この椅子はとても座り心地が良いというように
感じることを言います。
「直観」は理性で考えることをせず
自分の目で見て本質を判断することを指します。
そして「直観」の判断基準は、
今まで経験したことや知識の積み重ねで得た
その人なりに出来事を観ることのできるものなのです。

イスラエルのある大学の研究によると、
なんとなくこの人と気が合いそう。といった
日頃感じる最初の直観は90%の確率で的中することが
証明されているのです。
その研究内容では、実際面接をした場合と、
パッと映像を見せた場合とでの評価はほとんど変わらなかったのです。
つまり、初対面ではじめて受けた印象は
それ以降もほとんど変わらないということになるのです。
このことから、判断に迷った時には
わずか2秒程度で感じる『なんとなく』の直観に
従ったほうが良いと言えるのです。
例外として、体調が悪いときに飲む薬などは
科学的な根拠が必要になるので
直観には従わないほうが良いでしょう。
もしあなたが、
直観で判断したと思ったことが間違えていたとしたら
理性のほうが優っていたのかもしれません。
その時はもう一度、
あなたが持っている感覚的な判断だったのかを見極めて
原因がわかればまたひとつ、あなたの経験値として
直観がまた研ぎすまされるのです。
わかりやすく言うと
あなたが英語を知らなければ
「愛している」と言われても通じませんし
あなたがナイフとフォークの使い方がわかれなければ
ステーキを上手く切れないですよね。
このように、あなたが日常で経験して
いろいろな知識を蓄積して得たことで
あなたの「直観」を働かせて
昨日より今日、今日より明日と
日進月歩、成長し続けているのです。
あなたがこれから
後悔しない生き方をするには
「直観」が不可欠なのです。
直観を使えば使うほど、
あなたという一本の木がひとつ
またひとつと年輪を積み重ねてそれは、空を見渡せる
大きな大木になることでしょう

あなたがこれからも成長し続けたいのでしたら
理性より「直観」を大切にしてくださいね。