小蔦美奈子(こつたみなこ)です。
先日、息子の制服とワイシャツをクリーニングに出そうと
最寄りのクリーニング店へ赴いた時のことです。
息子の制服とワイシャツを一通り出しながら
「今月いっぱいのクーポンを使います」
と伝えました。
店員さんは
「どちらのクーポンですか?」
と聞かれたので、クーポンが記載されたDMを差し出しました。
すると
「このクーポンは当店のクーポンではありません」
と断られました。
私はお店を間違えていたことに気づき
「すみません。間違えました」
と謝ると
「こちらのクーポンはもう少し先のお店のものです」
と親切に教えてくれました。
私がお店を間違えてしまったのに
店員さんが教えてくれたことに感動して
「親切にありがとうございます」
と軽く会釈をしながらお礼を言いました。
私はてっきりそのお店のクーポンだと思っていたのですが
勘違いをしていたのです。
そして改めて店員さんにお礼を言いながら
息子の制服とクーポンを引き取り
間違えてしまった店舗を後にしました。
私は、大失敗をしてしまったのです。
けれども明らかに私の間違いでしたので素直に謝りました。
あなたの周りに素直に謝らない人はいますか?
謝らないことで、仕事が円滑に進まなかったり
お互いのせいにしてギクシャクしたことはないですか?
またどちらの味方なのか聞かれて迷惑をしたことはないでしょうか。
実は、謝らない人には3つの特徴があるのです。
一つは
自分が悪いと思っていない。ということです。
自分が悪いとは思わないどころか
そもそも悪いことをしたという意識がないことがあります。
二つめは
どう思われてもいいから
自分の意見を通したいと思っているからです。
仕事においては自分に嫉妬してあれこれ言われていると
強気な姿勢でいることがあります。
三つめは
本当は自分が悪いと思っているのに
謝るタイミングを逃してしまったか
謝ると負けだと思っていることがあります。
大人になったら
自分以外の誰かと接するときは客観的に見ることは
とても大切になります。
客観的に見ることで冷静な判断ができるだけではなく
また、自分が悪くなくても謝ることで
互いを分かり合えることができることもあります。

近頃、素直に謝れない大人が増えているのは
少しやるせないですよね。
謝ることは負けではありません。
否定されているわけではありません。
軽んじられているわけでもありません。
自分が悪いことを反省すると、
次に何をすれば良いかが見えてくるものなのです。
素直に謝れないと、地団駄を踏んでいる子供のようで
踏めば踏むほど墓穴を掘ることになり、
どんどん自分が苦しくなっていくでしょう。

自分に自信とプライドがある人が
素直に謝れるのですよ。
大人になっても「素直さ」は大切にしたいですね。
あなたは、素直に謝っていますか?